プラダについて

プラダ

はじめに

こんにちは、カドノ質店の祭【SAI】です。

2023年がはじまり、もう春になろうとしています。あっというまですね。

今回は、プラダについて投稿していきます。
どうぞ宜しくお願い致します。

プラダのはじまり

1913年、イタリアのミラノにて、皮革製品の専門店としてスタートします。

世界中から集めたワニ革や蛇革などの当時では珍しい素材用いて、上品な革製品をイタリア国内に出品した。
イタリアの上流階級から評判となり、数年でイタリア王室御用達となりました。

その後、第一次、第二次世界大戦に突入すると、高品質な革を入荷することが困難になり、需要も激減しました。次第に経営状態も悪化し、終戦を迎えます。第二次世界大戦後のイタリアは、王政廃止が決定されたため、プラダの王室御用達の称号も消滅しました。
そんな中、創業者であるマリオ・プラダが他界し、しだいにブランドとしての低迷期に突入してしまいます。

ナイロン素材

テントやパラシュートといったミリタリー用品を作るために使われていた素材「ポコノ」非常に軽量で、撥水性も高い高機能素材です。それまでは、レザー製品が有名であったプラダのイメージを変えるものとなっていきます。1978年、マリオ・プラダの孫娘であるミウッチャ・プラダがオーナー兼デザイナーに就任した時に誕生したといわれています。

工業用の防水ナイロン素材「ポコノ」を用いたナイロンバッグが流行。高級革製品が有名であったプラダのイメージを一新させた。
特に、プラダのロゴが入った三角プレートをあしらったシンプルなデザインのバッグやリュックサックが大人気となり、ブランド復活を遂げます。

多角化

1993年、プラダのセカンドラインとして、ミウッチャ自身の幼少時の愛称がブランド名となったミュウミュウを立ち上げ、幅広い年齢層をターゲットに展開。

1990年代後半にはプラダスポーツを発表。美術プロジェクト「プラダ財団」の設立や、多数の有名ブランドの買収や売却を繰り返し、多角経営に乗り出しました。

ハリウッド映画へも進出。アンハサウェイ主演「プラダを着た悪魔」というブランド名の入ったタイトルで、大ヒット。ブランド認知度向上につながりました。

ラフ・シモンズ

ハイブランドとして返り咲いたプラダ。
2020年、ラフシモンズがデザイナーに就任。自らのブランドを幕引きにし、プラダに注力。
ミウッチャと共同製作によって、プラダの人気は今後もますます上昇していくこととおもいます。

サフィアーノ

プラダは革製品専門店として設立されたブランド。革の扱いを得意としています。

サフィアーノレザーは、牛革に型押し加工が施されたもののことをいいます。。
加工をすることによって、革の表面に傷や汚れがつきにくく耐久性が増します。

サフィアーノレザーは素材の名称で、サフィアーノ名があまりに有名で、世間ではサフィアーノ=プラダというイメージが定着しています。

ポコノ

ポコノは、光沢のあるナイロン生地に逆三角形のブランドロゴを据えた、プラダのアイコンバッグに使われる素材です。
このポコノ(ナイロン素材)が、人気復活の大きなきっかけになりました。

ブランドの低迷期、バッグのデザインで悩んでいたミウッチャは、今までにない新しい素材を模索。テントやパラシュートや命綱などに使われているナイロン素材であるポコノに注目し、取り入れることを思いつきました。
ポコノは、軽く丈夫さを兼ね備えた素材ではあるものの、社内で批判的な声が多くあったそうです。
しかし、方針をを崩さず、ポコノシリーズの製作を開始し、見事に大ヒットさせてみせました。

カナパ

2010年、カナパシリーズが登場。カジュアルなトートバッグもでるとして。
実用的なのが魅力です。
生地に麻を使用しているモデルが多いですが、綿素材で作られているモデルもあります。

プラダのバッグの中ではリーズナブルで、普段使いしやすいデザイン。若い女性を中心に支持を得ています。

投稿してみて

投稿のたびに思いますが、プラダというブランドの歴史をふりかえってあらためて勉強になりました。

私自身、初めて購入したブランドが「プラダの三つ折り財布」で思い入れもありました。

これからも、注目のブランドの一つであることは、間違いないですし楽しみですね!

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