マルク・シャガールは、ロシア出身のフランスの画家で、妻を一途に愛し、妻への愛や結婚をテーマにした作品を、多く制作していることから、｢愛の画家｣と呼ばれています。また、豊麗な色使いから｢色彩の魔術師｣とも呼ばれています。

Hondaの創業者である本田宗一郎と面識があり、お土産としてもらった毛筆・墨・硯を見て、本田を置いて、アトリエにこもってしまったというエピソードがあるように、非常に探究心が旺盛でした。そのマルク・シャガールの作品は、無意識の世界に根ざしたユーモアと、幻想性にあふれていて、詩的な発想に満ちています。マルク・シャガールの代表作としては、｢I and the Village｣・｢誕生日｣・｢青いサーカス｣・｢イカルスの堕落｣などがあります。