ブルガリというブランド名は知っているけれど詳しくは知らないという方が多いと思います。
そんな方向けにブルガリについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、ブルガリとは何か詳しくみていきましょう。
ブルガリとは？
ブルガリとは、イタリアのローマに本店がある宝飾品ブランドです。
創業当初は銀細工の店で、ジュエリーを中心に徐々に事業を拡大していきました。
その後に時計、バッグ、フレグランスなど様々なアイテムの販売をスタートし、今では世界中で有名なブランドです。
ブルガリの歴史
ソティリオ・ブルガリがローマのヴィア・システィーナに出店
1884年、ギリシャ系イタリア人、ソティリオ・ブルガリがローマのヴィア・システィーナに出店した事でブルガリの歴史は始まりました。
代々銀細工師を輩出する家系に生まれたソティリオの生まれ故郷のエピルスに伝わる伝統的なギリシャ建築を元に当時の最先端の技術をうまく取り入れましたブルガリのスタイルは、革新的な存在として人気があり、イタリアンジュエリーブランドへと成長していきます。
アメリカやイギリスなど英語圏の旅行者をターゲットにする
20世紀に入ると、ブルガリはソティリオの息子コンスタンティノとジョルジョによって、イタリア人だけでなく、アメリカやイギリスなど英語圏の旅行者をターゲットにした経営へ変化していきます。
当時のデザインのトレンドはフランス様式が最先端となっていたため、ブルガリもトレンドに影響され、フランス様式を意識したジュエリーを発売するようになりました。
フランス様式からギリシャ建築をベースとした古代ローマ様式に切り替えた
しばらくして、それまで進めていたフランス様式から、従来のギリシャ建築をベースとした古代ローマ様式に切り替え、たくさんの商品を発売しました。
ブルガリは流行りのらないブランドとしてさらに人気になりました。
オードリー・ヘップバーンやエリザベス・テイラーの影響で知名度が拡大
オードリー・ヘップバーンやエリザベス・テイラーといった著名人がブルガリのファンであることを公言し、知名度はより拡大していきました。
2000年代にホテル事業もスタート
2000年代にホテル事業へ進出するなどブランドの拡大を進めていくブルガリは、2011年に世界最大のブランドであるLVMHの傘下となることを発表し、大きなサポートをされる事でさらなる成長を目指しています。
ブルガリのコンセプト
主な特徴は、変わった色使いで、色石といえばブルガリといわれるほどの地位を築いてきたブルガリは、ルビーやサファイアなど様々な宝石を用いた大胆でスタイリッシュなデザインが非常に魅力的です。
ブルガリはデザインコンセプトとしてよく蛇が用いられ、蛇が古代ギリシャや古代ローマで、永遠の意味を持つ生物であるためです。
ギリシャ系イタリア人が創始者のブルガリが、自分たちのルーツを失っていないことを表わしています。
ブルガリ定番アクセサリーを紹介
ビー・ゼロワン
ブランドの頭文字と始まりを意味する数字「01」を合わせた名前で、1999年に発売されました。
ビー・ゼロワンシリーズは、トゥボガスモチーフとブルガリ・ブルガリのロゴを組み合わせたデザインで、トゥボガスは、ガス管という意味で、ブルガリではガス管を模した金属製バンドを創業時から使用していました。
ビー・ゼロワンでは、古代ローマのコロッセウムがデザインモチーフでリング中央部にトゥボガス技法のくぼみ、リング側面にブルガリ・ブルガリのダブルロゴが入っています。
力強く存在感のあるビー・ゼロワンは、発売から20年以上が経った今もブルガリを代表するコレクションです。
ビー・ゼロワンのリングには1バンドから5バンドがあり、数字が大きくなるほどリングの幅が広がります。
ブルガリ・ブルガリ
ブルガリ・ブルガリはブランドを象徴するロゴデザインがモチーフとなったシリーズです。サークルの上下にBVLGARIと表記されるデザインで、元々、ウォッチに採用されていました。
古代ローマ時代のコインをイメージし、優雅で古典的な風格が感じられます。
ブルガリ・ブルガリのウォッチは、1977年に発売されましたが、そのロゴデザインはネックレスやイヤリングなどのアクセサリーにも使われています。
ブルガリ・ブルガリのアクセサリーは様々なデザインがありますが、コインの中央にカラーストーンをはめこんだシリーズが有名です。
まとめ
今回はブルガリについて紹介しました。
ブルガリについて知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
ブルガリには、紹介したアクセサリー以外にも様々なアクセサリーがあります。
紹介した内容を参考にして、ブルガリの様々な知識を深めてみて下さい。
